ONE PIECE FILM REDを見た
朝9時の時間から映画を見て来た。シャンクスの戦闘シーンが見れて満足した。かつてのキャラクターたちのその後がいろんなカットでちらりと映っていて、懐かしい気持ちになれた。
歌が映画を構成する最大の要素なのだけれど、Adoの歌声はその期待を十二分に応えていた。劇中歌の多い映画に体が慣れてないせいか、歌が来ると、またか、と思ってしまったけれど、歌がはじまってしまえば彼女の歌に引き込まれてしまう。力強い歌声に胸ぐらをつかまれている感じだ。すさまじい。
アニメの鬼気迫る戦闘シーンで作画が劇画チックになる、というか白黒の揺れる線になることがある。あれが好きだ。日本文化なのかなーとか思ってしまうし、それをいいなーと思う自分の中にその土壌があるのかもなーと思う。
ワンピース作者のキャラ造形の種類の豊富さにはいつも驚かされてしまう。かわいい、カッコいい、渋い、気持ち悪いまで網羅したラインナップに、物語が進むにつれて新しいキャラが登場する。ストーリーテラーとしてやはり才能があるのだろうな。
津田洋次郎の演技も見ものだった。深みがある、という浅い表現しかできないが、とにかく情感豊かな声の聴き心地がよかった。ウタの声優さんも、感情が切り替わるシーンなどいいなーと思った。
(了)