たわらじおvol39「神回 女傑エンジニア 再降臨」の反省
毎週水曜日22時から一時間、Twitterスペースでラジオみたいなことしている。毎週といっても最近は隔週とかになっている。仕事で疲れているときはやらないし。ファラオという名前の相方が忙しいときなどもあまりやらない。
たまにゲストを呼んでいる。その多くは、通っていたRUNTEQというプログラミングスクールの卒業生だ。友人・知人がいろんな現場でいろんな経験をしているので、近況報告やらお互いの仕事の悩みなんかを気軽に話せるので楽しいし、勉強になる。というわけで、今回はもゲストを呼んで、勉強になったのと、反省することもあったので記事を書いておく。
ゲストに出てくれたのは元介護職で働いていた女性の方。創業間もないスタートアップに未経験で入社して、いわゆるハードシングスを乗り越えて来た経験がある。すごい。組織が小さいこともあるし本人の資質もあるのだろうけれど、転職して1年でエンジニアの採用プロセスにも参画しているみたい。10人くらい求職者と面接しているらしく、社風と合うか、課題に対する粘り強さはあるか、などいろんな観点で求職者に接しているらしい。いまの採用観点にも課題を感じていて改善したいと言っていた。すごい。
1年でやはり技術力はあがった実感があるみたい。そういえば「新人エンジニアとしての劣等感の向き合い方」みたいなことについてスクールのtimesで書いていたはずだ。そこに話を振ることを忘れていた。やはり前もってある程度質問項目は考えておくべきだな、と反省。Railsメインのエンジニアとして働いているけれど、ReactをTSで書く必要があるからキャッチアップが求められているらしい。やらなきゃいけないんです、と。
印象に残っているのは、粘り強さが大事という話だ。教えてあげられるけど、ついて来てくれる人じゃないとウチの現場は厳しい、なんて言葉もあった。だから粘り強さが大事なんだ、と。人の振り見て我が振り直せ、ではないけれど自分のことを考えてみると、粘り強さについては欠けているところがあると思う。わかんないことに対する粘り強さや向き合い続ける力がやや不足しているのではないか、と。わかんないな、とりえあず有識者に聞こう、タスクが終わらないのが問題だ、よしなんとなくわかった、なんとかできた。みたいな感じで仕事をしている。もっと深く理解するべきだとは常々思っているのだけれど。なぜこの仕様になっているのか、なぜ他の実装ではいけないのか、などの観点が不足しているように感じる。そのあたりの課題がいまの自分にはある。このへんも質問していこう。
もう一つは、障害対応がいちばん技術力が伸びる、というお話。障害箇所を特定する過程でコードリーディング力がついたと彼女は言っていた。Gemを調べて該当メソッドを特定し、必要な処理をオーバーライドする、というようなことも自然にできるようになった、と。すごい。まあエンジニアとしてキャリアのある方かたらすれば、何を当たり前のことを、と指摘されるかもしれないが、やはりすごいと思う。僕には簡単にはできない。いま、自分のチームでは障害対応はあまりしていない。別の部署が担当してもらっている。開発に集中できる環境はありがたいが、やはり障害対応などの経験も必要なのかも、なんて思った。
最後に反省すべきは、Twitterスペースが二度に渡って落ちたことだ。40分で一度、10分で再度。それでラジオはやめにしてしまった。通信障害か。あるいは毎週やらなくなったのでTwitterから叱られているのか。なんにせよ、リスナー体験を損ねない放送を心がけなければ、なんて。
ラジオパーソナリティ(?)としては、質問をするばかりだった気がする。もっと具体的な小さなエピソードなどを展開してから相手に水を向けるべきだったかもしれない。あと毎度のことながらゲストばかりではなく相方のファラオにも効果的に話を振らないとなー。割合が難しい。たわらじおハッシュタグ(!)も投稿されていたので、そっちも注意を怠っていたしな。うーむ。できることからやればよいか。
他社の職場の話を聞くことは新鮮だし、学ぶことが多いのでまた話が聞きたい。前日にアポ入れてラジオに出演してくれたのはありがたい。大感謝。
(了)