森岡毅「苦しかったときの話をしようか」の強み分析をしてみた
知り合いがちょうどやっているらしく、おもしろそうだったのでやってみた。
やり方は単純で、自分が好きな行動を動詞で書き出す。最低50個。動詞で、というのがポイントだ。そしてそれらを三分類(T、C、L)する。その割合で大まかな自分の特性がわかる、というワーク。三分類については以下のとおり。
T: Thinking。考える力。戦略性が強み。
C: Commnunication。伝える力。人とつながる力が強み。
L: Leadership。変化を起こす力。人を動かすことが強み。
で、結果は次のとおり。
T: 29個 56%
C: 17個 33%
L: 6個 12%
考える系の強みが半分ちょっとで、伝える力が3割で、残りが変化を起こす力の割合となっている。考えることは好きだし、人と会うのもそれなりに得意だけど、陣頭指揮を率先してすることは少ないので、だいたい合っている気がする。新卒で就活しているフェーズでこのワークをやったら結果はまた違ったものになっていたかもしれない。と思ったがあまり変わらないかも。
というわけでいまのエンジニアという職業はTの典型的な仕事のひとつとして挙げられているので、特性と職業がマッチしているといえるのかもしれない。LT会を企画したり他部署の人と交流することはウェルカムなのは、3割あるCの部分なのかもしれない。いまのキャリアの延長線をあんまり考えることはしていない。いまはとにかく任されたタスクを効率よく実装することと、チームのコミュニケーションがよくなればいいな、ということしか考えていない。
TとCがいい感じに交わるキャリアパスを考えていくことがいいのかもしれない。それには具体的に、そこに近しい職能の人に会うことが近道なのだけれど、どこでそういう人に会えるのだろうか。というようなことを考えながらこの記事は終わる。
(了)
参考
1 T 正確な文章を読むのが好き
2 T 考えを比較するのが好き
3 T サッカーでフェイントをかけて相手を騙すのが好き
4 L 一日のスケジュールが問題なく円滑に進めることが好き
5 C LTの発表内容の美点を褒めることが好き
6 C 雰囲気になじめてない人に話しかけるのが好き
7 T 文章を書くのが好き
8 T 人間の核心をつく言葉を読むのが好き
9 C 本屋で面白そうな本を探すのが好き
10 T 考えてることを言葉にすることが好き
11 T 文章から場面を想像することが好き
12 T 行動の考察をすることが好き
13 T あっと驚かすことが好き
14 C 自分の信念を貫いて行動している人に出会うのが好き
15 T 新しい言葉に出会うことが好き
16 C ブログを書くことが好き
17 T 相手を騙すことが好き
18 L 自分で決めた目標を達成することが好き
19 C 人の話を聞くのが好き
20 C 人に質問することが好き
21 C LT会の司会をすることが好き
22 C 人を励ますのが好き
23 C 冗談を言うのが好き
24 L 自分で試してみることが好き
25 C 話を整理することが好き
26 T 記録することが好き
27 C 突発的にイベントに参加するのが好き
28 C チームプレーが好き
29 L コツコツ努力することが好き
30 T 人の真似をすることが好き
31 L 習慣を作ることが好き
32 L 新しい習い事をすることが好き
33 T 読書して何が面白いかを考えるのが好き
34 T 社会構造を知るのが好き
35 C 立場・環境が違う人の話を聞くのが好き
36 T 作家の成長を知るために通読するのが好き
37 T 作中の作品を見る・知るのが好き
38 C 展示会で呼び込むのが好き
39 T 図式化するのが好き
40 T お客の行動を観察して次の行動を予測するのが好き
41 C 説明するときに聞きやすい順序にするのが好き
42 T 手順通りに働くのが好き
43 T なぞなぞやクイズを解くのが好き
44 T 芸術品に触れるのが好き
45 T 制作秘話などを読むのが好き
46 T 通りゆく人の共通点を探すことが好き
47 T クソアプリのアイデアを考えるのが好き
48 T 本を買うのが好き
49 C 相手の美点を見つけるのが好き。
50 T 文章を短くするのが好き。
51 T ユーザーの導線を考えるのが好き
52 T 誰も予想しない発想をするのが好き