tawara's blog

雑記。個人の見解です。

個人開発をテーマに、社内でLT会をやったら、やっぱり楽しかった話

個人開発をテーマに社内でLT会を主催したら楽しかったし勉強にもなった。

これがそのときのスライド。個人開発している三文小説というサービスについて話した。

sanmonsyousetu.com

docs.google.com

登壇者は6人で、発表7分・質疑応答3分で、1900からざっくり一時間くらいのイベントだった。50人くらい参加してくれた。社全体で約250人くらいのはずなので、5人に1人参加してくれた計算になる。トークテーマは自分を除いて、いわゆるクソアプリ、個人開発歴史振り返り、LineBot、IoT、月間何十万アクセスの個人開発というラインナップ。

プライベートでもLT会を何度か主催したことがあるのだけれど、やっぱりLT会は面白い。何が面白いのかというと、やはりどうやっても発表者の個性が出てしまうことにある。発表しないかと誘ってみると、「いやー面白いか自信がなくて」と答える人が多いのだけれど、僕の経験上、面白くなかったことはない。もちろん、発表する内容や話術や構成それ自体に見劣りする部分はあるかもしれないが、観客はその発表だけではなく、発表とその人自体を含めて受け止めることになる。だから内容に多少キズがあったとしても、総体的には面白くなる。

たとえばサービスそれ自体の技術的レベルは低くて、UIもそれほどリッチではなく、ユーザーもついていない場合でも、そのサービスを作ろうと思った経緯から発表者が普段どこに注意をどのように払っているかが垣間見れる。また、そのペインを解決してどのようなベネフィットをもたらそうと考えているかを聞けば、その人の想像力とかがわかる。なるほどそういう観点はなかった、そこを解決しようとすら思わなかった、という感想が持てる。そして何より発表者が少しだけ身近に感じることができる、というメリットがある。僕はこれがめちゃ大事だと思う。リモートワークのなかで、その人となりを知る接点になるだろうし。

とはいえ今回の発表者してくださった方々はみんな技術的なレベルが高くて、個人開発のモチベーションがもりもりと出てきた。特に弊社GM(グループマネージャー、要するに開発部門のトップ)の細川さんの発表には感化された。月間何十万アクセスあるサービスを複数作ってる!SUPER STUDIOに入ろうと思ったきっかけの何割かは、彼とのカジュアル面談で紹介された個人開発にすげーっと思ったからだ。懐かしい。今回のLTではそのうちの一つを深く紹介してくれたので、また企画して他の個人開発の紹介も聞きたい。企画からリリースの要点とかのテーマでも聞いてみたい。

LT会ではないけれど有志でエンジニアによるセミナーが不定期に開催されている。めっちゃGiveでめっちゃいいなーといつも思ってたので、僕も何かやろうかしら、と思うきっかけになった。それらは基本的にエンジニア対象でエンジニアにのみ周知されていた。しかし今回は個人開発だったので、技術的な話も出るだろうが、別部署の人も面白いと思えるだろうと思って、全体のチャンネルで周知した。正確には計測していないけれど、他部署の方が5,6人くらいは来てくれたと思う。面白かったと感想が聞けたのでやってよかった。

反省としては、まず発表7分を管理するのに失敗したことだ。スマホのベルアプリの音を流そうとしたけれど、ヘッドホンがその音をうまく拾えなかった。その場の対策として7分経ったらお声がけをする方式にした。アナログ。終了時にアンケートURLを貼らなかったのも失敗した。翌日に周知したけれど参加者がホットなタイミングを逃してしまった。

個人的に、喋って欲しい人がたくさんいるので、またLT会をしたいなーと思う。あと別部署の人にも登壇してほしいなー。

(了)