tawara's blog

雑記。個人の見解です。

安易にresucueを使わない

チェリー本の9章「例外処理を理解する」を読んだ。初学者の頃に読んで、なんとなく頭の片隅にあったことが少し整理できた。安易にresucueを使ってはいけいない、が印象的だった。

resucueを利用すると例外を補足できる。なんか問題が起こったときのために resuce しとけばいいのでは、と思っていた。しかし致命的なデメリットがある。 しかし安易にresuceuを利用し、その後続の処理に考慮不足があれば、例えば、データの構造がおかしくなってしまう場合がある。それ自体に修正のコストがかかる。もし決済のデータであれば、修正にはとても神経を使うことになる。しかも本番データ! 考えただけで冷や汗が出る。他にも例えば、歪なデータそれ自体はクリティカルではないが、そのまま後続の処理のなかで、バグを起こすかもしれない。その場合、なかなかバグの原因を突き止めることができないかもしれない。考えるといろいろあるな、、、。なので、安易なresucue はしないほうがよい、ということだ。もちろん適切に利用すれば、大変便利。

最近、チケットでバグ修正のものが多かったせいか、バグや例外に対する感度が上がっている。もっといいコードが書きたい、事業の生産性を高めたい、という気持ちが、自分で把握する以上に大きいことに気づいたのもよかった。仕事っていいですね。

(了)