tawara's blog

雑記。個人の見解です。

CSと顧客の要件定義のweb会議に出た

顧客とのweb会議に臨席する経験から学ぶことが多かった。

CSからwebhookの機能について顧客との会議で話が出る可能性があるので、スクラムチームからエンジニアをどなたか出席してほしい、というのが事の発端だった。

これに手を挙げた。webhookに機能追加したこともあるし、顧客と会話する会議に同席してみたいと常々思っていたからだ。自分の開発した機能を誰がどのように使うのかは知りたい。モチベーションにもつながる。

かなり緊張して臨んだ。不用意なひと言で商談が失敗したりしたら組織に顔向けができないからだ。会話はこちらでやる、もし技術の話になったら可能な範囲で回答してほしい、とCSの方には言われたが、十中八九話を振られて利用方法や技術的な制約について話すことになるのではないかと思っていたからだ。結構調べたし、マインドシェアもとられた。悲観的な将来予測をしていたのかもしれない。

蓋を開けてみるとエンジニアの出番はほとんどなかった。それはwebhookの話にならなかったからではもちろんなく、CSの方が機能の詳細について細部にわたって把握して説明していたからだ。正直webhookを実装した自分よりも的確に、そして知識をすばやく引き出しから出して、相手に伝えていた。こうやって認識すり合わせをしていくのか、この解像度で仕事をしなければ、と奮い立った。その手腕に見とれてしまった。

他にもいくつかビジネススキルとして、スライドを簡潔に作成する、都度相手の理解度を確認する、相手の懸念点を先回りして説明する、テキパキとした話術、徹底的に不明点を潰していく進め方、などなどを学べた。

一度飲んでみたい。

(了)