tawara's blog

雑記。個人の見解です。

もうちょい俯瞰でコードを見たい

決済のコードの一部に手を加えるタスクをしている。難しいロジックを組んでいるわけではない。参照する値に条件分岐を少し加える程度のタスクだ。しかし、全体への影響はとても大きい。

 

タスクは消化できたのだが、コードの理解が局所的すぎると内省している。せっかく決済の処理のコードがあるのだから全体を把握するほうが、学習につながるはずだ。

 

局所的な把握しかできていないので、ユースケースと処理のつながりがうまくできてないときがあり、ビジネス側の人の会話するときにつまることがあるのも懸念している。

 

タスクはもちろんのこと、手を加えた処理が全体なかでどのような役割を担っているかを把握する精度をさらにあげたい。

 

(了)

 

 

宗教に関する新刊をツイートするbotを作りたい

安倍元首相の暗殺を実行した犯人の私生活の背景には宗教があった。

昔から宗教には興味があり、三大宗教(仏教、キリスト教イスラム教)の入門書やら解説書を読んだことがある。大学では社会学を学んだけれど、最初はデュルケームの『自殺論』に出会ったこともある。宗教社会学の本もかじった覚えがある。小説では、中村文則『教団X』、村上春樹のオウム関連本、今村夏子『星の子』やらミステリー小説も読んだこともある。南直哉に恐山でエッセイにサインをもらったこともある。あれはいい経験だった。

生をどのように根拠付けるか、生きる指針に何を掲げればいいのか、については生まれて度々考えることがある。で、他人が書いた文章には結論はないのでは、と仮定して自分で自分の生の根拠を見つけなければ、と思ったことも小説を書いた動機のひとつでもある。

で、最近の事件もあって、やはり宗教を学びたい気持ちを抱いている。事件以外にも動機のひとつとしては組織をどのように運営するのか、などの知見も学ぶことができると思うからだ。古今東西の宗教の隆興と衰退、それは組織論のひとつとして参考になるのではないか、と。

いま読んでいる田中芳樹銀河英雄伝説』にも地球教として宗教組織が物語を強く動かしている。

なので、宗教に関する本が流れてくるtwitter botを作りたい。Amazonapiを叩いて必要な情報をDBに保存し、発刊日等にtweetするbot。あわよくば小遣い稼ぎにもなるかもしれないから。

こちらのエントリを参考にして作りたい。

www.notwen.blog

(了)

直感と論理

自分はパッと答えが閃くタイプ、だと誤認している節があると反省した。

例えばバグチケットに着手しているときに、直感でこのへんじゃないか、とデバッガを仕込んで、とにかく動かしてみることをうんざりするくらい繰り返すことがある。なかなかバグの原因を特定できずにもやもやと精神をすり減らして負の感情に満たされてしまう。

あたりをつけてデバッガを仕込むのはかまわないが、そもそもその処理を論理的に追っていないことが改善点だと思う。デバッガの乱れ打ちで全容を把握することでなんとか切り抜けてきたが、振り返れば、それはあまり健全だとはいえない。どうしてそれが原因だったのかを、局所的にしか把握できないので、俯瞰してみるとその修正ではイマイチなときがあるからだ。

そもそも経験が少ないので直感の精度は荒いはずだ。漫画の主人公のようにはいかないはずだ。なので、まずは論理をひとつずつ丁寧に追っていく方針をとろうと思う。その丁寧な作業の積み重ねで「バグの匂い」を嗅げるエンジニアになれるのだろう。

締切があるチケットなどだと精神的な余裕がなくなり「答え」だけを求めてしがいがちになる。論理を緻密に追いかけるよりは直感デバッグ乱れ打ちのほうが効率的に思えているのだろう。結局のところ質の悪い時間を費やしてしまう。

木を見て森を見ず状態によく陥ってしまうので、改めて気をつけることにしよう。

(了)

毎日コミットが3日空いてしまった

開発合宿で2日、今日で1日とコミットせずだった。

 

コミットする時間をあらかじめ生活に組み込まないと行けない。

 

それでも意欲はまだ残っているので、消えないうちに仕組みで解決したい。

 

(了)

開発合宿に行った

RUNTEQなるプログラミングスクールを卒業したのだけれど、卒業生のつながりがあって、開発合宿が企画されて、これに参加してきた。実は2回目。

 

千葉は東庄町土善旅館という場所に15人くらい集まった。RUNTEQ出身でない方も複数人参加された。来るもの拒まず、去る者追わず、なところがある。技術を楽しんで使う最低限の礼儀のある人なら誰でも参加オッケーという開かれたコミュニティだと思う。いいですね。

 

午後過ぎに旅館にバスやら電車やらで集合する。開発テーマをいくつか出して、各々やりたいことに手を挙げる。今年は4チームできた。React、Flutter、GitHub actions、GraphQL。僕はReactを選んだ。

 

1800位まで開発をもくもくとする。近況報告やお互いの開発環境の話やらお菓子をかじりながら。

 

開発は大広間でやる。ガキ使の忘年会のような感じた。天井が高く、広い。椅子もテーブルも用意され、延長ケーブルやら卓上用の電源コンセントのイモムシみたいなのやらもあるし、モニターも15台くらいある。HDMIもある。技術者をターゲットにした用意の周到さにはびっくりする。

 

1900くらいからご飯。海の幸、お肉、野菜やらなんでもござれで、どれも美味しく、腹いっぱいになる。

 

それから買い込んだ酒で宴会がはじまる。誰かが用意したカードゲームをしながら近況報告に花を咲かせる。とても楽しい。いろんなフェーズ、ドメイン、仕事をしてる卒業生の、実務ならではの課題や解決方法や今後の展望なんかの意見交換をする。あとはセンシティブなプライベートな話題とか。とにかく20代の元気さたるや恐れ多く3時くらいまでわいわいしていたらしい。駆け出し30代の僕は2時で意識が朦朧としてしまった。

 

朝食は0730から。若者は元気よく朝ごはんを食べる。

 

12時くらいまでふたたび開発。

 

1400くらいに、テーマごとにスクリーンを使って成果報告。こんなことやりましたー、と。簡単なチュートリアルのプレゼンでも、触れたことのない内容であれば、新鮮な驚きもあって気持ちいい。

 

最後に記念撮影をして解散。

 

楽しかった!

 

(了)

仕事し過ぎはよくない話

タイトルのままです。

 

風呂の栓は抜き忘れてしまうし、ゆでたまごを食べるために食卓に出した塩を片づけ忘れたり、洗い物をすっかり忘れたりしてしまう。

 

仕事は何時までとメリハリをつけたほうがよい、という当たり前のことを考える。

 

とはいえ、自分のスキルでタスクを定時内で終わらせられるかどうかの見積りができないので、時間リソースの適切な配分ができてないことも一因だろう。

 

きっと期日までに定時だけでは終わらせられない、と踏んでるので残業しがちなのだ。

 

これってどうやったら解決できるのだろう。今度の1on1で上長に聞いてみよう。

 

(了)

セールスのマネージャーと1 on 1をしたらとてもよかった

弊社では入社してから3ヶ月ほど、部門を越えてメンターをお願いできる制度がある。1 on 1は2週間に一度、30分程度行う。基本的にはメンティーが公私で悩んでいることなどについて相談できる、という仕組みになっている。人を重視する弊社のカルチャーから生まれた制度であることをひしひしと感じるのでとてもいいと思っている。

もちろんエンジニアリング部門のマネージャー職の方とも定期的に1 on 1 がある。僕はセールスのマネージャーの方を選んだ。まず部門が違う人と話すほうが組織をエンジニア視点以外から眺めることができるだろうし、ましてやマネージャー職の方と話す機会は多くないだろうと思ったからだ。メンターの彼は営業畑を歩んできており、自ら起業して会社を創業した経験もある。

で、今回相談の相談内容は、チームのリーダーとはどういう振る舞いをしたらいいのか、について質問した。僕はマネジメント方面にキャリアを進めたいので、前もって相談してみようと思ったからだ。仮定の話にメンターは気さくに、ただし熱量をもって回答してくれた。大変ありがたい。

  • リーダーが何を達成するように期待されているのか、を明確に把握すること。
  • 目標を達成することにプライオリティを置く。たとえ組織崩壊しても。(組織崩壊よりも目標達成が大事だとは簡単には言えないけど、と留保はつけていた)
  • リーダーが持つ情報で共有できるものは積極的に共有する。でないと伝わらない。
  • 自分よりスキルのある部下がいるのであれば、その人にやり方を聞けばいい。リーダーの役割は目標達成にあるので、リーダーのスキルは原理的には関係ない。
  • 社会人としての倫理を損なうとき、弊社のバリューを損なうときに注意する。
  • いきなりマネージャーぶらないこと。メンバーと一緒にチームの目標を達成する、くらいのスタンスではじめたほうがよい。
  • 話すこと。話すこと。悩んだら話すこと。とにかく話すこと。それが問題解決への最短ルート。そのためのコミュニケーション能力が必要。

原理的な話が好きなのでとても有意義だった。チームのリーダーに求められることを明確に把握し、あらゆるリソースを利用して、目標を達成すること。それが大事なようだ。たとえ組織崩壊しても、というのはピリっとくるものがある。あしき官僚制の中で人間性を失うことを頭がよぎったが、組織をスケールするやり方の代替案も思いつかないし、一度くらい組織に自分をはめる経験をしてみたいので、今回はその考えを追い払った。リーダーを任せてもらえるように、日々の仕事に精進したい。

(了)