tawara's blog

雑記。個人の見解です。

福田和也氏の本を読んでる。バカでもわかる〇〇シリーズ。文章がべらぼうに上手い。キャラが立ってる登場人物の会話で進む。ムズカシイ話(アフガン侵攻、日本国憲法、国際情勢、思想論などなど)を軽快に解説してくれる。

 

「すべての歴史は二度繰り返す。はじめは悲劇として、二度目は喜劇として」がマルクスの言葉だと知った。唯物史観の物とは、生産と所有と交換のスタイルことを指し、それらを人間社会の本質と考えた、と解説されている。唯物史観についてはいろんな入門本で読んだけど、いままでで一番わかりやすい。余談だが、最近は交換が気になってる。どのリソースを何に変換してるのか、を働きながら考えることが増えたからかもしれない。

最近読みたい本がだだっと増えてきた。うれしいことだ。なにより文章が読みやすい。いい文章を読むと気分がいい。

 

(了)